なんちゃってマインドフルネス瞑想、毎日ピラティス!

マインドフルネス瞑想をはじめその後ヴィパッサナー瞑想にも取り組んでいます。はじめは上手にできずにかえってイライラしたり怖い夢を見るようになってしまいました。ここでは参考図書などをご紹介しつつ今どんな感じで瞑想ができているかを綴ってみます。

セルフ・コンパッション(self-compassion)

セルフコンパッションについては、以前ここで動画をご紹介しました。

mindfulnessmeisou.hatenablog.jp

「compassion」とは「思いやり」のことで、自分に向ける「思いやり」「優しさ」「慈しみ」のことでありすなわち「共感」のことです。


セルフ・コンパッションの程度が身体的・精神的な良好さ(ウェルビーング)と関連していることが研究で明らかにされています。

 

そこで「慈悲の瞑想」です。


ところで、折に触れてピラティスとマインドフルネスの相性が良いと言っていますが、中でもフローのクラスは時間を忘れて今に集中することができるのでおススメです。

誰でもいきなりフローのスタジオクラスに参加できるわけではありません。

ベーシックのクラスを数回受けてから参加された方がよいでしょう。

 

https://twitter.com/LetItSee

一番お勧めのマインドフルネスの本

私が一番お勧めしたいマインドフルネス関連の書籍はこれです。

 

心がフッと軽くなるブッダの瞑想 アルボムッレ・スマナサーラ だいわ文庫

f:id:LetItSee:20201102193309j:plain

内容(「BOOK」データベースより)
祈るよりも効果があるブッダの瞑想。試してみれば、すぐに手ごたえのある「幸せ」を実感できます。
歩いて・立って・座って…。仕事をしながら、食事をしながら…。
いつでもどこでも「今」に集中すると、心が軽くなります。
怒ったとき、悩んだとき、不満がたくさんあるとき、自信がないとき、お釈迦様の心のトレーニングを試してみてください。 

 

 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アルボムッレ・スマナサーラ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年スリランカ生まれ。
十三歳で出家得度、国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。
1980年に来日。
駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

目次
第1章 瞑想の力―人生が変わる(すべての問題は、自分の「心」が作り出している/ 願いごとは願っても叶わない ほか)/
第2章 慈悲の瞑想―今すぐ幸せになれる(心を落ち着かせるための実践/ ステップ1・私の幸せを願う ほか)/
第3章 ヴィパッサナー瞑想―悩みがなくなる(妄想をなくす実践/ ヴィパッサナー瞑想の3つのポイント ほか)/
第4章 悩み別ヴィパッサナー瞑想(日常の中でできるヴィパッサナー瞑想/ ヴィッパサナー瞑想の効果 ほか)/
第5章 瞑想と心の関係(悩みにヴィパッサナー瞑想が効く理由/ 感情を作らない ほか) 

 

10年も前に出版された本で「マインドフルネス」という言葉は一度も出て来ません

 結構難しい死体を演じるスローモーション(結構難しい)については触れていません。

 

しかし私はこの本のお蔭でマインドフルネスの瞑想法がわかった気がします。

もちろん仏教的要素も盛り込まれています。

 

何より平易な言葉でわかりやすく良いことがたくさん書かれているので、瞑想やマインドフルネスに興味が無い方にもお勧めできます。

 

文庫本で660円と安価なのもいいですね。

 

心がフッと軽くなるブッダの瞑想 アルボムッレ・スマナサーラ だいわ文庫

 

https://twitter.com/LetItSee

食べる瞑想

全身全霊で注意を向けて大切に味わって食べるというのが「食べる瞑想」です。

 

当然ですが、テレビを消し、スマホを離れたところに置いてください。

 

まずは目で料理をじっくり観察し、次に目を閉じて、立ち上る香りを堪能してみてください。


箸を使う場合は箸でつかみ、口に運ぶところから実況中継をしてみます。
それからゆっくりと口に入れ、味が染み出してくるのを十分に楽しみながらひとかみ、ひとかみと咀嚼します。

 

ゆっくり噛んでからゆっくりと飲み込みます。

 

喉元を食べ物が通って胃に落ちていく様子まで実況中継します。

 

これを食事全部でやってしまうと何時間もかかるので、最初の2口から3口で結構です。

 

お腹も心も満たされるために、普段よりも少ない量の食事で済みます。

 

減量に成功した事例もたくさん報告されているそうです。

 

是非、生活に取り入れてみてください。

 

https://twitter.com/LetItSee

好きな食べ物の名前を何回も言わされた

オンラインでヨガ(瞑想)のレッスンを受講しているときに好きな食べ物を聞かれました。

特に思い浮かばないでいると「では好きな飲み物は?」と聞かれました。

私は取り立てて好きだったわけではないのですがレッスン前に飲んだジュースの名前を答えました。

するとそのジュースの名前を数十回言わされました。

 

「いかがでしたか?」

「えっ?」

 

このやり取り通して何回も言っているとそのうちに名前そのものには何の意味も持たなくなるということを伝えたかったそうです。

 

私たちの感情ではどうでしょうか?

 

「嫌いだ」、「やりたくない」という感情は実は私たちの心が作り出した雑念や妄想に過ぎません。

 

マインドフルネス瞑想で「雑念、雑念」、「妄想、妄想」などというラベリングをするのもこのためです。

 

ラベリングをしないまでも、感情をあたかも他人事のように客観的に観察して
「落ち込んでるなあ、落ち込んでるなあ」など繰り返し繰り返しつぶやいて感じ取ると自然と落ち込んだ感情が薄らいでいきます。

 

心理学的には「フォーカシング」と言うものだそうですがマインドフルネスの心の浄化作用とまったく同じものです。

 

ぜひ取り入れてみてください。

 

https://twitter.com/LetItSee